第18回広島県作業療法学会は終了しました
第18回広島県作業療法学会は、皆さまのご協力の下無事終了いたしました。
学会実行委員会一同、皆様のご協力に深く感謝いたします。
学会実行委員会一同
第18回広島県作業療法学会終了のご挨拶
学会長 庄原赤十字病院 細川 千絵
第18回広島県作業療法学会を平成24年11月18日、三次市コミュニティセンターにて開催いたしました。広島からも三原からも呉からもどこからおいでいただいても1時間半から2時間かかってしまう県北の地にどれだけの方が足を運んでくださるのかと不安で一杯でしたが、前日の雨も上がり、当日は205名のご参加をいただきました。
本学会は、久留米大学文学部社会福祉学科准教授 片岡靖子先生に「生きるを支える支援」として特別講演をしていただきました。「死」を通して「生きる」を考える、「死への旅路」を疑似体験することにより自分の大切なもの、大切な人と出会う。会場内は号泣し「片岡ワールド」に引き込まれていきました。午後からは、シンポジウム「他職種からみる作業療法・作業療法士」を開催し1時間という短い時間でしたが医師、介護支援専門員、保健師、作業所所長から手厳しいご意見や大きな期待を語っていただきました。 総会は新法人への移行にあたり解散総会および新法人の設立総会となりました。演題発表は全てポスター発表とし10題のOT発表のほかに作業所の活動発表2題と庄原赤十字病院救護班の「東日本大震災の救護活動」を発表していただきました。未曾有の大震災の中でまさに「生きる」をどのように支えたのか皆様にお伝えできたと思います。
その他、業者による福祉機器の展示、作業所によるコーヒーやクッキー、パン等の販売や庄原赤十字病院からの協賛品など多数の方々のご支援とご参加、ご協力により無 事学会を終了することができました。皆様に心よりお礼申し上げます。
県北では初めての学会運営ということで準備期間を1年半かけましたが、至らぬ点も多々あったことと存じます。しかし、実行委員一同今は大きな達成感を感じております。県北OTが連携をとり顔の見える関係を作れたことはとても重要な作業であったと思います。このような機会を与えてくださったことに感謝いたします。
予告
次回、第19回広島県作業療法学会は、
長尾学会長(ほうゆう病院)の元、精神科OTを中心にした学会を行っていく予定です。ご期待下さい
開催概要
名 称 |
第18回 広島県作業療法学会 |
テーマ |
「死生観」から学ぶ
OTは意味ある作業を見つけられるか? |
会 期 |
2012年(平成24年)11月18日(日) |
会 場 |
十日市コミュニティーセンター(三次駅近く)
〒728-0014 広島県三次市十日市南1丁目2-18 |
主 催 |
社団法人 広島県作業療法士会 |
事務局 |
三次地区医療センター
〒728-0013 広島県十日市東3丁目16-1
0824-62-1103
|
学会長 |
細川 千絵 (庄原赤十字病院) |
備 考 |
公文書
http://hiroshima-ota.kir.jp/241118bunsho.pdf |